障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会
【事務所所在地】
障がいのある人もない人も
いのち輝く条例づくりの会 事務局
〒901-2221
沖縄県宜野湾市伊佐4-4-1 1F
(沖縄県自立生活センターイルカ内)
TEL:098-898-0444(直通・FAX兼)
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障害者権利条約に基づく沖縄県版条例制定にむけて2006年12月国連で採択された「障害者権利条約」は2009年10月2日時点で143カ国が署名、71カ国が批准しています。日本政府は批准する方針で2007年9月に署名しました。
しかし、この「障害者権利条約」条約は「Nothing about us, without us!」(私たち抜きに私たちに関することを決めないで)を合言葉につくられたものであり、国内においても、より当事者の声に即した条約の策定過程を考慮した批准を求める動きが活発化しています。
そのような動きの中で、2006年10月に千葉県条例ができたことを契機に全国各地で条例づくりの声が湧き上がりました。ここ、沖縄県でも2008年3月に「障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会」(以下、条例の会)が産声をあげました。これまでに私たち「条例の会」では2008年に、当事者団体を主体に県内の様々な境遇におかれている人たちの話を本島各地や、宮古島、石垣島などで生の声を直接、聞いてきました。
その中で見えてきた課題がたくさん浮かび上がりました。とりわけ、沖縄では基地や平和の問題が戦後64年余にわたり、今もなお続いています。そして、沖縄本島を中心に東西南北におよそ1,200kmにも広範にわたって離島が点在しており、同時に情報の格差も抱えています。福祉の課題も例外ではなく、切り離してはならないものとして現れている等の、沖縄県の現実の側面も垣間見ることができます。それらを背景に「条例の会」が誕生しました。私たち「条例の会」では、2009年1月に発表した「障害者の権利条例・骨子案」を基に、2010年3月末には、それらのエッセンスを網羅した「条例の草案」を県民に発表をします。
イチャリバチョーデー(一度出逢ったら皆兄弟!仲良く、お付き合いしましょう!)の心を大切に、互いを理解し、活発な対話と議論、協議を重ねた上で沖縄県民はもとより、福祉、行政、議員、教育関係者など、多くの方々と共に共感のできる沖縄県条例制定を目指して歩み続けて活動をしています。